精密プーリスピンドルユニット
SIGMAシリーズ
Feature
- 目的に応じて選べる以下の種類があります。
- コレットチャック式切削用スピンドルユニット
- 砥石フランジ式研削用スピンドルユニット
- 砥石軸(クィル軸)交換式内径研削用スピンドルユニット
- コレットチャック式内径研削用スピンドルユニット
- スクロールチャック式切削用ワークスピンドルユニット
- 使用するベアリング
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基本仕様では、国産精密アンギュラーベアリングとなっております。お客様のご要望に応じて、国産セラミックベアリングやFAG製ベアリングを選択することも可能です。特にセラミックベアリングを使用すると、標準仕様に対し2割程度高い回転速度を達成することができます。標準仕様以上の回転速度が必要な場合、ご相談をお願いいたします。
- 錆対策
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基本的にステンレス材を使用しております。軸はSUS-420J2を焼入れ研削仕上げし、筐体や構成部品は基本的にステンレス材を使用し、研削仕上げしています。
- スピンドルのバランス修正
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工作機械の加工において、スピンドルの振動は精度の劣化や、面粗度の悪化など様々な悪影響を加工ワークにもたらします。そのため弊社では、スピンドルの振動を抑えるため、軸のバランス測定を行い、そのバランスを修正することで、振動の抑制を行っております。
- 潤滑
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グリスは弊社で耐久テストの上、選定したドイツ製グリスを使用しております。このグリスを使用することで、従来の約2倍の長寿命化と、約10%の高回転速度を実現しております。(当社比)
- 防塵対策
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スピンドルユニットの耐久性を高めるため、切削粉や研削粉、クーラントなど、外部からの異物混入しにくいように、ラビリンス構造のメカニカルシールをスピンドルユニットの前後に採用しております。このシール構造は、回転部品と非回転部品との間にごく僅かな隙間がある非接触構造であり、スピンドルの回転中は遠心力による極低圧空間が発生し、気圧差が生じる事で、異物の侵入を防ぎます。なお、スピンドルが静止している状態で、クーラントやエアブローを直接かけるような行為は早期故障の原因になります。静止状態では圧力差が発生せず、異物侵入が容易になるためです。
- 特注品について
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弊社では本カタログに掲載しているスピンドルユニットに対し全長、外径の変更や、軸形状の変更といったお客様の特殊な要求に対応することができます。また、お客様の要求仕様に合わせて設計製作スピンドルユニットも可能です。本カタログにお客様の要望にあうスピンドルユニットがない場合、弊社までお問い合わせ下さい。製作の可否を検討させていただきます。
コレットチャック式研削用スピンドル SGCシリーズ
スクロールチャック式切削用ワークススピンドルユニット SCFシリーズ
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